お遍路さんのバスツアー陸の孤島38番金剛福寺編

お遍路さんのバスツアーってどんな感じ?陸の孤島38番金剛福寺

お遍路さんのバスツアー陸の孤島38番金剛福寺編

お遍路さんのお参りも3巡目となり、はじめて訪れるお寺さんのワクワク感も薄れ、遠かったや道が狭いなどのネガティブな記憶が勝るように.
そこで一番の 億劫(おっくう)になるのが幡多地域『陸の孤島38番金剛福寺編』へのお参り.お参り自身が億劫なのではなく、ほんと運転が大変なんです.

なんとか楽に『38番金剛福寺に行く方法はないか?

幡多地域とは:四国の西南端、宿毛市、土佐清水市、四万十市、大月町、三原村、黒潮町の3市2町1村を幡多地域といいます.

陸の孤島幡多地域

船や飛行機で行く方法を調べたのですが、さすが陸の孤島といわれるだけあって、陸路で行く方法しかない.3回目の自家用車・・・辛い思いでしかない.
そこで、初のバスツアーに参加することにしてみました.

フェリーの航路は廃止、空港も遠い、バスツアーで行くしかないかな

お遍路さんのバスツアーの費用

バスツアー代金

2名以上:¥59,000〜
1名:¥69,000〜

相部屋OKの場合は2名以上の費用で参加することも可能です.
バスの席は基本相席になりますが、コロナの流行り具合で1名になる期間もあります.
お遍路バスツアー

ツアーの概要

例えば、阪急交通社の場合、大阪の梅田、なんば出発
2泊3日で31番(竹林寺)~43番(番明石寺)を2泊3日で13ケ寺をまわるお遍路の旅となっています.朝、昼、夕の食事付きになります.

その他必要な費用

お土産代や食事の際の飲み物代以外に出発時に必要な費用があります.

納経は先達さんのお弟子さんと添乗員さんが対応してくれます.
納経帳、笈慴(おいずる)、掛け軸の費用を事前に預けておくシステムになっています.
お遍路バスツアー

集合場所・出発

大阪出発の梅田は梅田芸術劇場前になります.ここから少し離れたバス乗り場まで移動します.
お遍路バスツアー

難波の方は難波パークスのバス乗り場集合のようです.
私は大阪人ですが、難波の集合場所ははじめてだと分かりづらいかもしれません.

スケジュール

1日目梅田(7:40集合)==なんば(8:20集合)==★ご昼食==【31番】竹林寺(ちくりんじ)<約30分>=

【32番】禅師峰寺(ぜんじぶじ)<約30分>=

【33番】雪蹊寺(せっけいじ)<約30分>=

【34番】種間寺(たねまじ)<約30分>=

土佐龍温泉又は高知市内<泊>(17:30頃着)<バス走行距離:約360km>

  • 朝:×
  • 昼:○
  • 夕:○
【宿泊地:土佐龍温泉三陽荘
2日目ホテル(7:30頃発)==【36番】青龍寺(しょうりゅうじ)<約30分>※マイクロバス利用=

【35番】清滝寺(きよたきじ)<約50分>※タクシー利用=

【37番】岩本寺(いわもとじ)<約40分>=

★ご昼食==【38番】金剛福寺(こんごうふくじ)<約40分>=

【39番】延光寺(えんこうじ)<約30分>=

四万十市内<泊>(17:00頃着)<バス走行距離:約230km>

  • 朝:○
  • 昼:○
  • 夕:○
【宿泊地:新ロイヤルホテル四万十】
3日目ホテル(7:30頃発)==【40番】観自在寺(かんじざいじ)<約30分>=

【41番】龍光寺(りゅうこうじ)<約30分>=

【42番】仏木寺(ぶつもくじ)<約30分>=

★ご昼食==【43番】明石寺(めいせきじ)<約20分>=

各地(19:00~21:00着)<バス走行距離:約530km>

  • 朝:○
  • 昼:○
  • 夕:×
繰り返しになりますが、納経は先達さんのお弟子さんと添乗員さんが対応してくれます.
基本的にはゆっくり観光や見学をする時間はなく、本堂と大師堂のお参りを済ませるて次のお寺に移動するというスケジュールとなっています.
交通渋滞が発生するGWやシルバーウイークのハイシーズンはかなりの過密スケジュールになります.

お遍路ツアー注意事項

途中の札所からの参加は経験者扱い

1番さんからのツアーはお遍路グッズの説明、お参りのお作法の説明がありますが、基本的に途中の番号のお寺からの参加は『四国お遍路経験者』扱いになります.

納経帳などのお遍路グッズは所有していることが前提になりますので注意が必要です.なければ旅館や休憩時間のある納経所などで購入すればいいのですが、納経帳だけは事前に準備しておいたほうがいいです.

大型書店だと四国お遍路のコーナーがあります事前に準備しておきましょう
お遍路バスツアー

団体行動が苦手な方には不向き

他のいろんなバスツアー以上に団体行動が必須のツアーになります.

一般的なバスツアーなら、多少のスケジュール変更は仕方がないと諦めることができませんが、お遍路さんのお参りツアーはそうはいきません.
何故なら、ツアーの特性上、予定しているお寺さんを全て回ることが必達のためです.

勝手な行動を続けていると強めに注意されます.ルールを守るのが苦手な方、最近、身勝手になってきたなと思われる方は参加を見送られたほうがいいでしょう.

お遍路ツアーの食事と宿泊

1日目:昼食(かつお船)

かつお船
〒781-0112 高知県高知市仁井田201-2

船のかたちをした特徴のある建物です
お遍路さんの昼食

お遍路さんの昼食

御膳系や一般的な定食もあるので家族連れなんかにもいいかもしれません
お遍路さんの昼食

1日目:宿泊(三陽荘)夕食と朝食

温泉旅館:三陽荘
所在地: 〒781-1165 高知県土佐市宇佐町竜504−1
電話: 0120-154-592
HP:URL
三陽荘の詳しい説明
三陽荘の夕食

お遍路_三陽荘

オプションで追加したカツオのたたき
雰囲気を味わうだけで、季節が悪かったのか?品質はスーパーレベルだったような気がします
お遍路_三陽荘

もう一つ追加したウツボの唐揚げ
食べたことがなかったので追加注文
人生におて1度は体験しておいてもいいかもしれませんね
お遍路_三陽荘

三陽荘の朝食

いたってシンプルな食事でした
お遍路_三陽荘

2日目:昼食

土佐清水さかなセンター 足摺黒潮市場
〒787-0320 高知県土佐清水市清水932-5
もともと予定していたメニュだったのか不明ですが、イカ丼でした
足摺黒潮市場
美味しかった、イカも美味しかったですよ
足摺黒潮市場
しかし、やはり土佐清水にきたら『清水サバ』が食べたかった
足摺黒潮市場
不漁だったのか?一般客の方もこの日は『清水サバ』を食べれなかったみたいです
足摺黒潮市場

2日目:宿泊(三陽荘)夕食と朝食

ホテル:新ロイヤルホテル四万十
所在地:  〒787-0029 高知県四万十市中村小姓町26
電話: 0880-35-1000
HP:URL
新ロイヤルホテル四万十の夕食

こういうかたちで鮎をメインで食べたことなかったけど、鮎って美味しんんですね.香り、苦み、ものすごく味わい深いことを今更ながら知りました.
新ロイヤルホテル四万十

四万十市 天神橋商店街
車が走るような商店街ですが、なかなかの風情があります
夕食事後の散歩にちょうどいい感じです
新ロイヤルホテル四万十

3日目:昼食

真珠会館(宇和島名産品センター)
〒798-0020 愛媛県宇和島市高串
真珠会館_宇和島名産品センター
愛媛名物『じゃこ天』炙って食べるとめちゃくちゃ美味しい
ちょこっとお醤油を垂らして・・・ビール飲みたい~
真珠会館_宇和島名産品センター
この食べ物ななんだ?シンプルなんだけどめちゃくしゃ美味しいぞ
調べてみたら『ふくめん』という宇和島の郷土料理みたいですね
真珠会館_宇和島名産品センター
松山坊ちゃん空港で食べられるようです

コメント

  1. […] >お遍路さんのバスツアーの様子は改めて報告 […]