同行二人(どうぎょうににん)

同行二人(どうぎょうににん)とはどういう意味なのか説明します.

同行二人(どうぎょうににん)とは

菅笠(すげがさ)、山谷袋(さんやぶくろ)、金剛杖など、お遍路グッズに書かれている『同行二人(どうぎょうににん)』ってなんだろう?

菅笠(すげがさ)にも書かれている『同行二人(どうぎょうににん)』の意味は?

同行二人(どうぎょうににん)
※菅笠は『同行二人』と書かれているほうが後ろになります.

お参りの最中、常に弘法大師様が一緒にいて、私たちを護ってくれているという意味です.

難しい漢字であれば気づかないかもしれませんが、簡単な『同行二人(どうぎょうににん)』という文字は気づく方が多いと思います.お遍路グッズで身に着ける多くのものに『同行二人(どうぎょうににん)』という文字が印刷されています.

同行二人(どうぎょうににん)

お遍路の旅では、常に弘法大師がついていて、自分には弘法大師が共にいてくれるということです.自分の手に負えないことは、いつまでのくよくよ悩まず、無心になって、真心で祈ります.
仏様に心を委ねることが大事で、自分も施し(ほどこし)他人に恵みを与え、喜びを分かち合います.
日々感謝しながら生きていきましょうという仏の教えに繋がります.