高野山のごまとうふ角濱

高野山のごまとうふ角濱

お土産、名物、せっかくの高野山なので、これだけは食べておいたほうがいい
と、いうくらいの名物『高野山のごまとうふ角濱』

高野山のごまとうふ角

ある意味高級なお豆腐なので、関西だけかな?法事で頂く精進料理や、ちょっと、お高めな幕の内弁当的なものに、端っこに一口サイズで入ってるやつですね.見た目がお豆腐なので、お豆腐感覚で食べると、、、鬼恐ろしくゴマの風味が口の中いっぱいに広がる・・・あの”謎のお豆腐”がごまとうふというやつです.

高野山のごまとうふ角

子供のころ、和歌山に住んいたので、食べたことはありますし、知っている食べ物でもあります.しかし、子供時代の味覚の思い出でだと、正直、すごく美味しかったという記憶もありませんでした.

ところが、今はかなりのオッサン、四国お遍路八十八ケ所を周ろうというくらい、だいぶジジイ感覚になったせいか?なになに?めちゃくちゃ美味しいんですけど~

お店だけで食べることができる”生ごまとうふ”

高野山のごまとうふ角

当時の私=小学校2年生、ゴマ&ワサビの美味しさを理解できる小学生がいるか???ハンバーグやコロッケのほうが100倍美味しいと思うお年頃ですよね.

しかし、子供のころ食べた記憶ってあるんですかね?口に含んだん瞬間、、、何これ?めっちゃ味の濃いぃごまどうふやん!=ゴマの風味が強く、ほんと美味しい

高野山のごまとうふ角

現在、大阪在住ですが、大阪で”ごまとうふ”を食する機会はほとんどありません.
食べたことない人は一度は食べてみて下さい.ただし、口に入れる前、大豆の香りのするお豆腐として口の中に入れないで下さいね.煎ったばかりのゴマの風味を思い出して下さい、あの風味を想像しつつ、舌でつぶれる個体、それが”ごまとおふ”です.

何も知らない家内に、お土産の”ごまとうふ角濱”を食べさせると、一瞬、かなり嫌悪感のある表情をしていました.でも、”ごま、のおとうふ”だと説明してからは”なに、この風味?すごく美味しい”と絶賛していました.大人になると、この美味しさが分かる人が多くなるのかもしれません.

ちなみに、大阪育ちの娘(中2)は一口で、”いらないと”言ってました・・・

高野山のごまとうふ角

次に、これまた高級食材になるのでしょうか?思えば、確かに、2000円級のお弁当でないと入っていない高野豆腐.和歌山では身近な食材でしたが、大阪ではあまり食べることはないですね.お弁当に入ってる高野豆腐は大き目のサイコロサイズくらいでしょうか.い~や、お豆腐サイズの、おだしを吸った高野豆腐を食べてみて下さい!!!

高野山のごまとうふ角

久しぶりの触感で思い出しましたけど、口に含むと、まるで『絹』のような食感(舌ざわり)、その状態から下で押しつぶすと、高野豆腐独特の風味とおだしの香り.ここは、関西の甘いうどん系のおだしの出番です.(美味しいおだし=大阪のオカン、腕の見せ所!)

書きながら、ちょっと思いましたけど、関東風の黒いお醤油ベースの高野豆腐って???ありえないですね.私のように、何年住んでも、関東の”黒い汁のうどん”が食べれない人種には間違いなく共感頂けるかと思います.