四国お遍路2024年(令和6年)の大改革 納経料や納経時間が変更

2024年に納経料金の値上げと納経時間の短縮という令和6年の四国お遍さん大改革という出来事がありました.費用面だけでなく、88ケ所をお参りするスケジュールにかかわる変更となっています.

納経料金の値上げ

四国お遍路、30年ぶりに納経料が値上げされます.値上げの時期は2024年4月1日からになります.
一部の札所で、12番札所 焼山寺などで先行して値上げがあったのですが、今回は四国お遍路88ケ所の全ての札所での料金改定になります.100円~200円の値上げの価格改定があります.

値上げされる納経料

納経料金値上げ

据え置かれる納経料

納経帳の重ね印だけは料金300円の据え置きです.私のような毎回、納経帳を新調するようなお遍路さんはコストアップすることになります.

88ケ所分の値上げ分のコストを計算

お遍路のコストで紹介している目安の費用、最安値の節安コースのコストから比較すると、20%UPという比率になる大幅UPになります.

納経時間の短縮

変更前:AM7:00~PM5:00
変更後:AM8:00~PM5:00

確かに、住職さんは朝のおお勤めもありますし、食事をするなどの生活もあります.朝1番のAM7:00から納経をお願いするのは恐縮と感謝しかありあせんでした.

しかし、納経料金の改定以上に、こちらの納経時間短縮のほうがお遍路さん的には影響が大きいかもしれません.
『時は金なり』と申しますか、この朝の1時間の納経時間短縮はお金に代えがたいものがあります.
例えば、車でのお遍路さんを想定した車お遍路さんモデルコースは納経時間を1日10時間あることを想定した旅になっています.遠方からお参りするお遍路さんにとっては死活問題です.8日間で1日1時間短縮されると8時間になり、ほぼ1日分のお参りと移動時間になります.

次回のお遍路さんは4巡目の1番さんからになりますので、旅のスケジュールをシミュレーションし直して改めてレポートします.

コメント

  1. […] ンピックの年)の実際の車お遍路さんモデルコースを紹介. 令和6年(2024年)の四国お遍路さん大改革に対応したモデルコースになります. また、納経時間の短縮による影響を考慮し […]