切幡寺(10番)きりはたじ

車アクセス情報

駐車場:無料
境内まで:(通常)山門近くの駐車場から徒歩7分、(足腰不安な方)本堂近くの優先駐車場まで侵入可能☛侵入ルートの紹介 そこから足場の悪い石段30段ほど
ナビTEL:0883-36-3010
Mapリンク:地図URL
道路情報:車お遍路さんが運転試練を受ける最初のお寺さんになります.☛車お遍路難所まとめ
次の札所▶ 11番 藤井寺:11.8km/約30分
◀前の札所 9番 法輪寺:2.6km/約6分
狭いだの、危険だと言われていた道、ここまではそれほどたいしたことないと思っていたが、このお寺さんで車お遍路の難所の洗礼を受けることになります.>>注意する狭い道の情報はこちら詳しくはお遍路難所紹介を参照ください

駐車場①

三門を抜けたところに駐車場があります.ここから本堂までは7,8分かかります.
お遍路参りの最初の試練が待ち構えています.
四国お遍路

本堂近くの駐車場

普通に元気に歩ける方は駐車場①から歩きましょう.
詳しくは>>本堂近くの駐車場までの道のり

最後まで車で登ると7,8分歩くきつい登り坂を回避できます
10番切幡寺難所

切幡寺(10番)きりはたじ

得度山 灌頂院 切幡寺(とくどざん かんじょういん きりはたじ)
宗派:高野山真言宗
本尊:千手観世音菩薩
開基:弘法大師
創建:弘仁年間(810〜824)
見どころ:はたきり観音像

駐車場から少し進むと、杖無し橋があり、”橋では金剛杖を突いてはいけない”お遍路のお作法になります.☞お遍路さん禁止事項まとめ

四国お遍路

333段の階段

さらに進むと三三三と書かれた石柱が、よく見ると段という文字が・・・
ここから333段あるということです.
四国お遍路

途中、スロープもあったりするのですが、
四国お遍路

基本は階段です.階段の頂上付近に見えるえる建物、あそこまでかと思いきや、、、
四国お遍路

げ、げ、げ~まだあるんか!!!四国お遍路

ほとんどの方が同じ思いをされているので、階段の途中で『もう少しですよ』などと声をかけてくれます.ラスト、男やくよけ坂を登りきると
切幡寺(10番)きりはたじ

切幡寺(10番)きりはたじのゴール
切幡寺(10番)きりはたじ

手水場

切幡寺(10番)

『はたきり観音像』

ハサミと布をもつ『はたきり観音像』
切幡寺(10番)きりはたじ
乙女が即身成仏して観音さんに化身したといわれています.
右手にハサミ、左手に長い布をもつ観音様になります.

鐘楼

切幡寺(10番)

本堂

四国お遍路

本堂に『供養念珠』や『大念珠繰り(おおねんじゅぐり)』とよばれている、天井からぶら下がった大きな数珠があります.
引っ張ると数珠の玉が回転し、玉が上から落ちてきます.
数珠の玉と玉がかち合って”カチ、カチ”といい音が鳴ります.
回せば回すほど願いが叶うらしいです.
切幡寺(10番)

本堂の裏側
切幡寺(10番)

おそらくこちらが観音堂と思われます
切幡寺(10番)

大師堂

四国お遍路

書き貯めした納札の底がつきる・・・まとめて書くのが億劫で、判子とかだとダメなのかな?と少し罰当たりなことを考えてしまいます.
四国お遍路

切幡寺(10番)の見どころ

切幡寺 大塔

ここまでの道のりがキツイせいか、登られている方が少ないですが、さらに数分階段を昇れば 大塔があります.
この大塔は豊臣秀頼が豊臣秀吉の菩提(ぼだい=死者の冥福を祈ること)を弔うため、大阪のお寺に寄贈したものを明治時代に移築したものだそうです.

切幡寺(10番)きりはたじ

四国お遍路

切幡寺(10番)きりはたじ

四国お遍路

塔もいいですが、塔の前に広がる、この景色を見るために天気のいい日はがんばってもいいかもしれません.
四国お遍路

納経所

切幡寺(10番)

当日、朝7:00ころ 1番さんに入って10番目、納経所横にあった時計が13:40でした.参考まで
四国お遍路

納経所近く、お寺に隣接した駐車場です.当たり前ですが、プロガイド付きに車はここに駐車していました.
四国お遍路

帰りは階段でなく、スロープのルートで戻ったのですが、駐車スペースはあります.平日なら最後まで突っ込んでもいいかもしれませんね.
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