仏様の種類

仏様の種類をお勉強してみたいと思います.仏様は如来(にょらい)、菩薩(ぼさつ)、明王(みょうおう)、天部(てんぶ)、羅漢(らかん)などがあります.如来の種類としては釈迦如来、薬師如来、阿弥如来、大日如来様などの仏様がいらっしゃいます.

仏様の種類

仏様の種類

如来(にょらい)

もともと、『ほとけ』とはこの如来だけを指していました.冠やネックレスなどの装飾品は身に着けず、1枚の布だけを着ているのが特徴です.
如来には仏教を開いたお釈迦様、薬師様、阿弥陀様、大日様などがあります.密教では大日如来さまが最高位となっており、地球はもとより、宇宙の中心にいらっしゃることになっています.そういうこともあり、大日如来さまだけは冠やネックレスをつつけた菩薩さまのようなお姿で表されます.

菩薩(ぼさつ)

如来になるために、人々を救う修行をしている仏様になります.若いころのお釈迦様なのですが、お釈迦様は元々、インドの王族ということもあり、頭には冠を乗せ、ネックレスやブレスレットを付けています.聖観音、十一面観音、弥勒(みろく)、勢至(せいし)、文殊(もんじゅ)、普賢(ふげん)など、たくさんの種類があります.如来のお付きの役目のあるので、脇侍(わきじ)として如来の横に控えていることもあります.

明王(みょうおう)

何で怒った顔をしているのでしょうか?明王は密教で信仰される仏様で、怒った顔、表情をしています.悪者を懲らしめ、必死に人々を守り救おうとされているがゆえ、このような表情になっています.不動、降三世(ごうざんぜ)、金剛夜叉、軍荼利(ぐんだり)、大威徳(だいいとく)を五大明王といいます.その他に孔雀に乗った孔雀明王など、さまざまな種類があります.

天部(てんぶ)

天部はインドの神様が仏教に取り入れられて仏様を守るようになりました.四天王やお寺の山門に立っている仁王様や金剛力士像.天女である弁才天や吉祥天.阿修羅と戦う帝釈天、お釈迦様に説法をするようお願いした梵天など、多くの種類があります.

羅漢(らかん)高僧(こうそう)

羅漢はお釈迦様のお弟子さんたちのことです.五百羅漢などはお弟子がたくさんいたということと、表情からして、いろんな人、どんな人でも受け入れたということです.その中でも優秀な10人のお弟子さんを”十大弟子”といいます.
高僧はえらいお坊さんのことで、高野山を開いた『弘法大師空海』や、戒律を日本に伝えた『鑑真和上』、天台宗の『伝教大師最澄』などです.

如来の種類

仏様の種類

釈迦(しゃか)如来

お釈迦様は紀元前6世紀、インドの王族シャカ族に生まれた人で、名前を『ゴーマタ・シッダールタ』といいました.若いときに人の悩み(四苦)について深く考え、苦しい修行の末、悟りを開き、その後亡くなるまでその教えを説き続けました.この教えを書いたものがお経です.
お釈迦様は右手を施無畏(せむい)印、左手を与願(よがん)印としている姿が多いです.

施無畏印:恐れの心を取り去って救うこと
与願印:願いを叶えてくれること

阿弥陀(あみだ)如来

阿弥陀如来は西方極楽浄土(さいほうごくらくじょうど)に住む仏様です.浄土教では生きているうちに善い行いをした人は、死ぬと極楽浄土へ行けると考えられています.御姿は釈迦如来とほぼ同じで、一枚の布しか身に着けていません.手の形が必ず指で輪っかを作っているのが特徴です.

薬師(やくし)如来

薬師如来は阿弥陀如来の西方極楽浄土(さいほうごくらくじょうど)に対して、東方浄瑠璃浄土(とうほうじょうるりじょうど)に住んでいます.『医王如来』いおうにょらいともいい、こころと病を救ってくれる仏様です.多くは、右手を右手を施無畏(せむい)印、左手に薬壺(やっこ)を持っています.

大日(だいにち)如来

密教では金剛界(こんごうかい)と胎蔵界(たいぞうかい)という二つの世界があって、それぞれの頂点と中心に大日如来様がいらっしゃいます.そして、その世界を曼荼羅として表されます.手の形は金剛界は智拳印(ちけんいん)、胎蔵界(たいぞうかい)が法界定印(ほうかいじょういん)を結んでいます.その姿は如来でありながら、頭に宝冠を乗せ、ネックレスやブレスレットを着けた菩薩様のよです.

 

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