お遍路2020(逆打ちの年)

お遍路2020(志村けん追悼)お遍路

2020年の今年は『逆打ち』の年
4年の1度のうるう年と重なるのが『逆打ち』の年になります.

GoToトラベルキャンペーンもあり、ますますお参りしやすくなりましたね.
ようやく制度も整い、簡単にキャンペーン適応価格で宿の予約ができるようになりました!

1番さんから順番に88番までお参りすることを『順打ち』と言い、
逆に88番から1番まで逆順に お参りすることを『逆打ち』と言います.

普段でも『逆打ち』『順打ち』の3倍の功徳やご利益があると言われています.さらに、うるう年『逆打ち』すると『さらに倍』、、、ドン
例えるなら、クイズダービー最終問題的な効果があるということです.
3倍ということは、倍率ドン!2倍の”はらたいら”ではなく3倍になる三択の女王”竹下景子”さんが正解して6倍になるという、うるう年の『逆打ち』は、それくらいすごいことなんです.ただ、ここで言えるのは”篠沢教授に全部”と捨て身になるほど無理をする必要はないということも言えます・・・

なんのこっちゃ~!

70年代前半までに生まれていないと、ここまでの意味が分からないと思います.要約すると、このクイズダービーのことが分らない年齢の初心者お遍路さんは素直に『順打ち』をお勧めします.

そんなん知るか~

1975年生以降の生まれくらいでしょうか、クイズダービー理論や、八時だよ全員集合の『おいっす!』の意味を理解できなお遍路さん!あなたは『順打ち』世代なのです.

このクイズダービー世代の『逆打ち』は、割と年齢制限理論の的を得ていると思いませんか?
クイズダービーを知っている、知っていない境目の年齢は2020年時点で45歳くらいでしょうか.

45歳以下でお遍路さんというと、まだまだ超若手、逆打ちで徳を稼ぐなんて、少なくとも10年は早いわ!と、まあ張本さんに相談したら確実に『喝っ』を入れられることになると思います.

お遍路さんクイズダービー理論はさておき、お遍路の『逆打ち』についての由来をご説明致します.

衛門三郎伝説

天長年間(830年ころ平安時代)、伊予国を治めていた河野家の一族に衛門三郎という豪商がいました.この三郎という人物はなかなかの悪者で、欲深く人徳もなかったようです.そんななか、ある日、三郎の家の門弟で托鉢(たくはつ)をしようとした僧侶がいました.意地悪な三郎は何度も追い返したそうです.それでも何度も来るので、とうとう僧侶の鉢をたたき割ってしまったそうです.

そうなんです、
なんとなくお気づきになりましたでしょうか、、、
その、ある、僧侶というのは・・・
やばいヨ!やばいヨ!(えがちゃん)でで~ん 三郎、アウト!(年末の笑ってはいけない)
=相当ヤバイちゅーことです
そうなんです、弘法大師様だったのです.それ以来、三郎に身の回りでたいへんなことが立て続けに起きる!不幸が続きに続き、8人いた子供も全員死んでしまったそうです.

なんとかこの不幸の流れを断ち切ろうと、お詫びと許しを請うため、弘法大師を追いかけたようです.しかし、20回周っても会えず・・・で、苦肉の策として逆に回ってみたそうです.これが『逆打ち』誕生のはじまりです.

逆回りで頑張って弘法大師を探していたのですが、12番の焼山寺の近くで病に倒れてしまいます.もうあかん、そんな死にかけのタイミングで弘法大師が現れたそうです.お詫びを受け入れてくれただけでなく、弘法大師はなんと、死ぬ前の望みを叶えてくれるというではないですか.

三郎は、生まれ変わったら心を入れ替え、人の役に立ちたいと言ったそうな.すると、弘法大師はそこらへんに落ちている石っころに『衛門三郎再来』と書き、手に握らせたそうです.

翌年、河野家に左手を握りしめた男の子が生まれました.その赤ん坊を祈祷してもらうと、握っていた手から『衛門三郎再来』と書かれた石が出てきました!マジですか!その石はお寺に納められ、今も大事に祀られているそうですとな.チャンチャン

お遍路逆打ち

この衛門三郎伝説が四国巡礼の旅、四国お遍路の起源とも言われています.『逆打ち』するとどこかで弘法大師様と会えるという伝説もこの物語が由来のようです.

はい、この『逆打ち』由来

ご利益は分かりますが、少なくとも3巡目くらいまでは『順打ち』がいいような気がします.苦労を知らないが故かもしれませんが、88番から1番に到着したときの達成感のイメージが湧きにくいです.

2巡目の新米お遍路さんの見解

イメージなどは個人的な印象、見解なのでどうでもいいのですが、車お遍路で、間違いなく1つ言えることがあります.『順打ち』でも狭くて怖い道路がたくさんあるのに、それを逆行する『逆打ち』の車お遍路は、狭い道での対向車に遭遇する確率が上がるということです.

運転に慣れている方ならいいですが、私のように週末ドライバーで、普段は電車通勤で町にしか住んだことがないような人間には『逆打ち』の運転は恐怖以外何物でもありません.対向できない、車1台ようやく通れるような細い道なのに、一方通行の看板がない・・・そういう意味が分からい細い道が、四国お遍路さんでは延々1400km続きます.『順打ち』の順番通りでも大変ですので、『逆打ち』の運転は相当な覚悟必要ということだけはお伝えしておきます.