納経所で御朱印を頂き、納経帳を返却いただく際、必ずと言っていいほど
『おすがたどうぞ~』と言いながら白い紙を一枚頂きます
”おすがた”って何やんね?
1番さんでは、ちょうど白い用紙が入る白い袋を1枚頂きます.
御影(おすがた)???
関西人が『御影』という漢字を見ると”みかげ”と読んでしまいます.
兵庫県芦屋に続く、関西風に言うと、”ちょっとええとこのお住まい”のイメージ
とにかく、いい印象しかありません.
さらに、手渡しで頂く感じから、なんとなく大事なものだろうなと、慎重に扱いながら集めていました.
御影(おすがた)の意味
恥ずかしい・・・
2日目あたりで、あまりに不思議に思いNetなどで調べることに・・・
遍路の札所の本尊のほとんどは秘仏になっており、見れたとしても御開帳のタイミングが合わないと実物を拝観できません.
そうなんです、そんなめったに見れない貴重な姿を拝むことができるシステムがこの”おすがた(御影)”なのです.
四国お遍路八十八か所 御影(おすがた)まとめ
1)如来像
薬師如来(24ケ所)
大日如来
阿弥陀如来(10ケ所)
釈迦如来
2)簿雑像
十一面観音菩薩(11ケ所)
地蔵菩薩
千手観音菩薩(11ケ所)
小観世音菩薩
3)明王像
不動明王
4)天部像
毘沙門天
御影(おすがた)保存帳
20ケ所くらい回ると欲しくなる、おすがた(御影)専用 御影帳
中身はこんな感じ
見開き2枚づつ
どこまで続くか・・・
残り20ちょっとまでがんばってます
結願(けちがん)後、高野山の御姿
高野山で頂く御影(おすがた)だけは有料になりますが、少し大き目サイズのお札は入るように準備されています.