『札所』と『霊場』の違い

お寺さんのことを『札所』(ふだしょ)と言ったり、霊場と呼んだりしますが、何か違いはあるのでしょうか?
『納径帳』と『御朱印帳』の違いと似たようなところがあります
四国お遍路八十八ケ所でそれぞれ本堂と大師堂にお参りをします.その際に納札箱に『納札』を1枚入れ、読経した後『修行をした証』として納経帳に御朱印を頂きます.
要するに『札所』とは”札を納める寺院””修行する寺”のことを指します.まさに、四国お遍路八十八ケ所は『納札』『修行』をする寺院になりますので、『札所』という呼び方をします.
一方、霊場は神聖な場所全般のことを指します.四国お遍路八十八ケ所の『札所』も含む、その他の寺院や神社など、場合によっては自然や木や山なども霊場となる場合があります.
四国お遍路八十八ケ所は『札所』といいます

札を納める、修行をする四国お遍路八十八ケ所の巡礼先のお寺は『霊場』とは言わず、『札所』(ふだしょ)という言い方をするのじゃ