安楽寺6番の宿坊にお泊り
温泉に入れる四国で唯一の宿坊かと思います.片意地を張らずに気軽に泊まれる宿になっています.
1番さんから16番までは比較的お寺が密集しています.序盤で宿坊に宿泊してみたい方はお勧めです.
参拝者は県道沿いの駐車場を利用することになっていますが、宿泊者は境内の中に駐車してOKです.
お部屋
格式の高いお部屋もありますが、リーズナブルなお部屋はこんな感じです.
最近入れ替えたのか?畳も綺麗で清潔感のあるお部屋です.
夕食
夕食は・・・この日は宿泊者全員同じ時間開始の18:00でした.
食後のお勤めがありますので、一般的な旅館やホテルのように、食事の時間を選択するとこはできません.
食事の内容は幕の内弁当を器に盛ったような感じです.
天ぷらが冷めていたので・・・そんなイメージを持ってしまいました.
精進料理ではなく、普通の食事です.肉こそないですが、海鮮サラダになっていました.
安楽寺6番さん宿坊のいいところは
お酒が飲めるということです!
この後、お勤めがあるのですが、自由に飲んで下さいとのことでした.
おそらくこのあたりは住職さんの考え方なんだと思います.
(注意)ただし、この後、お勤めがありますので、寒い時期はお手洗い注意報です!
できればお酒は控えめにしておいて、お勤め前に必ずお手洗いに行くようにしましょう.
お勤めについて
18:00から食事で、19:00からお勤めがあります.
お勤めの大まかなスケジュール
・短冊作成 ご先祖様の供養
固有の方がいらっしゃる場合は戒名や亡くなられた年の情報があるといいです
・本堂に移動し説法があります
有難いお話が、まずまずの長さであります.
寒い中でだと・・・
先に書いた注意書きの意味を理解いただけるかもしれませんが、お酒の飲んだ後、底冷えのする
本堂でお話を聞いていると・・・トイレに行きたくなりますよね.
しかし、皆で有難いお話を聞いている最中にちょっとトイレにという分けにはいかないんです
・本堂の裏で灯ろう流し
撮影禁止なので、写真で紹介できないのが残念ですが、本堂の裏にライトアップされた川が
あり、幻想的な光景があります.檀家さんの法事などは入れるのかもしれませんが、宿泊者
の得点の1つかと思います.
・大師堂前で祈祷
かなり珍しいのですが、お大師様に触れることができます.
お大師様の前に太い柱があり、般若心経ではなく、南無阿弥陀仏を唱えながら柱の周りを数周歩きます.
・飲酒者+冬場は儀式が終わったらトイレにダッシュ
というのが一連のお勤めの体験になります.
朝食
特に豪華でもなく、質素すぎるわけもなく、宿坊らしい朝食なのではないでしょうか.
ごはんはお代りできるのでモリモリ食べちゃって下さい.
温泉について
温泉の入浴は21:00までとなっています.
残念ながら朝風呂はないです.
※安楽寺宿坊のHPより
この日、私が入浴したのは、この写真より小さいサイズのお風呂でした.
女性が多かったので、大きいほうを女性用にしていたのかもしれません.
湯舟は写真の一か所のみです.
入浴は夜のみなので、入れ替えなどがあるかは不明です.
施設について
その他
夕食の際にお酒OKなくらいなので、お酒の自動販売機はあります.
お遍路関連の売店がありますので、お遍路グッズの補充は可能です.
ロビー前にお遍路関連の書物が沢山あります.徒歩圏内で何かあるわけでもないので、
お勤めが終わったらお茶でも飲みながら、ゆっくりお遍路関連の書物を読んでみるなどの時間の過ごし方がよさそうです.